12/18
Sun
2011
脳の機能からいうと、CDを聞き流すだけで、英語がどんどん頭に入ってくるという、宣伝文句の英語教材の効果は、未知数です
何故未知数かと言う事を、解説します
ここからしばらく、猿から進化してきた人間の脳の話をします
けっして難しくは御座いません
むしろ、貴方にとってお得な話になります
何故なら、今まで「どうして俺には、英語が喋れないのだろう?」とか、「ぜんぜん勉強が出来ない!才能がないのか?」と思っていた人なら、その理由がわかるからです
さて、英語の勉強の話でしたね!
英会話が、どうやったら簡単に出来るようになるか?という話でしたね
ではその前に、脳から見た英会話学習の話をしましょう
所で、貴方の脳は既に一つの言語をマスターしています
そうですね!
つまり貴方は、この文章を読んでいます
すなわち、日本語という言語を学習して、マスターしています
日本語という言語であるなら、貴方は既に「完璧」にマスターしています
これを脳機能の面からいうと、既に貴方はひとつの言語を「完璧」に、学習する事に成功しています
つまり、「どうして俺には、英語が喋れないのだろう?」とか、「ぜんぜん勉強が出来ない!才能がないのか?」の「俺には才能がないのか?」という部分は間違いです
何故なら、「既に貴方はひとつの言語を「完璧」に、学習する事に成功」しているからです
もし「俺には才能がないのか?」が本当なら、「既に貴方はひとつの言語を「完璧」に、学習する事に成功」する事が出来ないと思いませんか?
ですから、才能はあります
この文章を読んで理解できている人なら、凄い才能があります
では、「既に貴方はひとつの言語を「完璧」に、学習する事に成功」している人の貴方が、どうして英語学習に関して、その才能を発揮出来ないのでしょう?
その答えを、今から解説したいと思います
人間は本能で言葉を学ぶわけでは無い!
ここで、普通の人の「学習」に対する誤解を説明します
その誤解とは、「動物の本能」に関するものです
例えば、赤ん坊は生まれて直ぐには眼が見えないと言われています
しかし、やがて眼で周りの状態を認識出来るようになりますね
耳も、同じです
つまり、なにが言いたいか?というと、脳は学習して発達すると言う事です
そして「赤ん坊が眼が見えるようになる状態」とは、脳のある部分に「目で見たものを認識する特定の部分」が、発達して機能しはじめることです
つまり、脳のある部分が発達して、機能する事が、「眼が見えるようになる状態」なのです
耳が聞こえるというのも、同じです
これらの特定の脳のある部分を、それぞれ「視覚野」とか「聴覚野」と言います
では歩くというのは、どうでしょうか?
脳の中に、「歩行野」という部分があるのでしょうか?
これはないと思われます
つまり動物(哺乳類)の進化では、4本足で歩くという特定の脳の部分は存在すると思われますが、2本足で歩くというのは人間だけです
動物(哺乳類)の進化が、4本足で歩くという機能を獲得するには、十分な長い時間がありますから、「本能」と呼べる程に脳が細分化して進化しています
所が、2本足で歩くというのは人間だけですから、人間は本能によって「2本足で歩けるようになる」のでは御座いません
すなわち「人間が歩けるようになるのは学習」するからなのです
合コンのチャンスをモノにする方法 -Project.G- リバウンド体質を簡単リセット!“全身浄化ダイエット” 川村大地の瞬間恋愛会話術~5分間の恋愛トリック~(会話練習法マニュアル付き!) 【レイバス】負けない日経225再入門 日経平均の変動要因を知れば絶好のエントリーポイントが見えてくる。 セックスレボリューション 藤本式直前行政書士試験予想問題 ブログアフィリエイトで稼ぐ秘密を暴露!元お笑い芸人大田が教える「インパクトブランディングアフィリエイト術セミナーパック」
では「学習」とはなんでしょうか?
「本能」と、「学習」とは脳の機能からみて、どう違うのでしょうか?
少々、堅苦しい話が続きますが、分かりますか?
英語学習にとって、大切な部分なので、もうちょっとだけ、読んで下さいね
さて、「本能」というのは「魚にとっての泳ぎ」のように、「放っておいても出来るようになる」ものを言う事が分かりました
これは人間で考えると、「眼で見る」とか「耳で音を聞く」と言う事と同じです
そして人間の場合、「眼で見る」のは「視覚野」で対応し、「耳で音を聞く」のは「聴覚野」で対応していると説明しました
つまり「本能的に眼で見たり、音を聞いたり」しています
その場合、脳は「視覚野」「聴覚野」という、「特定の脳の部分で処理」しているのです
結論です!
人間も含めて、「本能的」に行えるものは、「特定の脳の部分で処理」している
こういう「特定の脳の部分」を、「視覚野」「聴覚野」のように「~野」と呼んでいます
さて「本能」とは、学習し無くても放っておいても、その機能を発揮出来るようになる事が、前の説明で分かっていますね
つまり、これから分かることはこうです!
「学習し無くても放っておいても、その機能を発揮出来るようになるかどうか」は、脳のある部分に「~野」がもともと存在しているかどうかで決まる
つまり「泳ぐことが出来る野」は、魚には存在しますが、哺乳類には御座いません
ですからカワ嘘やビーバーは、親から泳ぎを習うと言う事が必要になっています
ここまで、分かって頂けましたでしょうか?
さて本題に入ります!
人間にとって、「ある言語をマスターする」と言う事は、「本能」でしょうか?
それとも「学習するから」でしょうか?
つまり、人間にとって、「ある言語をマスターする」ことが、「本能」であるなら、人間はそれを学習する必要は御座いません
魚にとって泳ぐことが当然である如く、人間であるなら言葉をしゃべるものであると、言う事になります
しかし、人間は赤ん坊のときから、学習し無くては喋れるようにはなりません
ですから「人間にとって言語をマスターするのは」「本能では無い!」なのです
「言語」は、人間の発明品なのです
この発明は人間にとっては、発明されて長い時間が経っていますが、生物進化の歴史にとっては僅かな時間です
つまり、それに脳が対応できていません
そのために、人間には「言語に対応する特定の脳の部分」が存在致しません
非常に大切なことなので、もう1度言います!
そのために、人間には「言語に対応する特定の脳の部分」が存在致しません